光文社文庫<br> 花の嵐(上)~小説 小佐野賢治~

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光文社文庫
花の嵐(上)~小説 小佐野賢治~

  • 著者名:清水一行
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334728168
  • NDC分類:913.6

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内容説明

戦時中、そして終戦直後の混乱期を抜群(ばつぐん)の商才で乗り切り、蓄財に成功した小佐野賢治に大きな飛躍の機会(チャンス)が訪れた。東急電鉄のオーナー五島慶太(ごとうけいた)との出会いである。五島に勧(すす)められた箱根の強羅(ごうら)ホテルの買収、これが賢治にツキをもたらした。熱海、山中湖に所有のホテルが駐留米軍の休息所に指定され、膨大な家賃が支払われたのだ。賢治は次に運輸事業へ乗り出した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつうら

14
小佐野賢治は、ロッキード事件のからみで財界の梟雄とか言われているが、本作の賢治は梟雄などではなく、至極まっとうな実業家だ。当時はプライベートエクイティファンドなんて言葉はなかったと思うが、要はそういうことをやっている。いろいろな会社の株を取得して企業価値を上げる。いわゆる事業再生で、ターンアラウンドマネージャとしてかなりの腕前だったことがわかる。 こんな形でビジネスを広げることになったことには、戦後間もないころに五島慶太の知遇を得たことが大きい。そんな五島慶太にもとても興味がわいた。(下巻へ続く)2021/08/20

luther0801

1
感想は下巻を読み終わった後で。小佐野賢治すげー。2014/05/05

HIRO

0
田中角栄のフィクサーであり、ホテル王でもある国際興業グループの社長小佐野賢治の物語。ラスベガスでのハマコーとのカジノのやりとりが面白かった(笑)。2015/04/07

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