りぼんマスコットコミックスDIGITAL こどものおもちゃ 10

著者名：小花美穂【著】

集英社（2013/05発売）

• ISBN：9784088561196

内容説明

紗南の心の病気は、ひどくなる一方。そしてとうとう羽山の事までわからなくなってしまって……。大人気『こどものおもちゃ』が、ついに涙と感動の最終巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YO-HEY＠紅蓮ロデオ]

ちゅもママさんからの課題図書。奥から引っ張り出して全巻再読。…あれ、前に読んだ時小学生だったけど、こんな漫画だっけ？前は喜怒哀楽の喜ばかりの印象だったのに。こんなにいろんな感情が混ざった本だったんですね。軽い感じで重いことを描きながら、コメディタッチにシリアスを描いています。後半の話はこんなに泣ける話だったんですね。…サナ、君は強く儚い者ですね。カッコ良かったぜ！

2010/06/20

[へーた]

『いい人の周りにはいい人が集まってくる』全くその通りだと思います。りぼんに載せるには随分とヘビーな内容が多い作品ですが、当時から大好きでした。ギャグとシリアスのバランスがいいのかなぁー。

2016/12/25

[雛咲]

最後まで読んだ記憶なかったから最初から読み返しました。自分の人生に大きな影響を与えてくれた大切な漫画だと思います。目が眩んでしまうほどのキラキラした青春が溢れていて、自分だったら耐えられないだろうけれど、だからこそ羨ましかったです。

2021/10/03

[eira440]

全10巻とは思えない濃い内容、少女漫画とは思えない重い話の連なり。読む前に情報をほとんど入れなかったので驚きの連続だったけど今思えば正解だったかな。最後も綺麗にまとまって面白かった。多々あるシリアスな問題を長く引っ張らずに素早く解決に持っていくのが読んでいて辛くならない要因だと思う。

2015/04/16

[U]

再読。小学生に読んだ時はたぶん全く分かってなかった諸々に、こんなに深かったのかぁ、と驚愕しました。明るくて面白いのに、「コドモ」がリアルで痛くて弱くて強くて。小花さんすげぇ、と思うお話でした。凄絶。

2010/10/28