半七捕物帳 巻の五

著者名：岡本綺堂【著】

筑摩書房（2012/11発売）

• ISBN：9784480709950

内容説明

「捕物帳の古典」といわれる半七捕物帳全６９篇を網羅する全６巻。化政期から幕末期にかけて、半七老人の功名談の数々を江戸の風俗を織りまぜて描く。事件現場を彷彿させる地図、町奉行や庶民の暮らしがよくわかる詳解付き。第５巻には「妖狐伝」「新カチカチ山」「唐人飴」「かむろ蛇」「河豚太鼓」「幽霊の観世物」「菊人形の昔」「蟹のお角」「青山の仇討」「吉良の脇指」の１０話を収録する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[竜王五代の人]

この巻はグロに走った話が目についた。いい人ばっかりの屋敷なのに、どうしてこんな悲劇に（特にお嬢様）、な「新カチカチ山」、切り落とされた腕が、な「唐人飴」（飴売りの正体は笑いだが）、犬の惨殺「蟹のお角」など。それにしてもレベルが落ちないのがさすが。

2022/12/27

[mimi02]

☆3

2021/01/21

[あちこ]

わたし用に借りた本。いよいよ次が最終巻。ひたすらにそれが寂しい。

2014/03/03

[てっちゃん]

１９９８年１１月１３日に読了