新・君の手がささやいている（５）

著者名：軽部潤子【著】

講談社（2014/11発売）

• ISBN：9784063257908

内容説明

手話は心と心の最高の架け橋です！　――ろうあ者・美栄子（みえこ）は家族と幸せな生活を送っている。親友の死を乗り越えた彼女は、病院で初恋の人と再会するが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツキノ]

奈保子の死から立ち直れない美栄子。奈保子が残したものは…自分がガンとわかって、死までの時間に、そこまでできるだろうか…奈保子、あっぱれ。そして野辺家の愛犬が「パン」とは。同じだw 初恋の人、幸男くんとの再会。幸男くんの今後の人生に幸あれと祈らずにはいられない。美栄子の母、晴子の「覚悟」が素晴らしい。犠牲になっているなんて気持ちはこれっぽっちもない。希望も捨てていない。「あした耳がきこえるようになる手術ができるようになるかもしれない」─たしかに。

2013/10/13

[絵具巻]

文京区立真砂図書館で借りました。

2014/01/06

[みるくたると]

☆3･5

[ノスケ]

パンが美栄子を守った美談で終わってるけど、石を投げようとした子供の教育方法を問題視しなきゃいけないんじゃなかろうか？

2012/07/01