内容説明
日本のウェーキ島奇襲で遂に太平洋戦争は火蓋を切った。米海軍はマーシャル沖において、条約破りの一八インチ砲搭載艦を擁する八八艦隊の前に、壊滅的大敗を喫する。新たにニミッツを司令長官とし、「キンメルに続け」を合い言葉に復仇に燃える米太平洋艦隊。一方、日本は大勝の勢いに乗じ、八八艦隊の「土佐」以下六隻の戦艦をサンゴ海に派遣、米豪分断作戦を展開する。幸先よくモレスビーを奪取するも、日本軍の行く手には地獄の罠が待ち構えていた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おーえす
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華々しい1巻から一転、本当に暗雲たちこめる2巻となった。この巻、八八艦隊の海戦が見られるかと思いきやそうではなく、MO作戦に伴う補給作戦がメイン。MO作戦の結果は八八艦隊に意外な結末をもたらした。なるほど、そうなってしまうか。戦争は船の能力だけで決まるものではないのだなあ。今回は司令部の判断にやきもきしてしまう。この判断であるいは違った結末があったかもしれないと思うとやるせない。ああ、青葉は史実通りやらかしたんですね。2013/09/29
アルクノ詩@サクラノ詩攻略開始
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日本軍は、米壕遮断を目論む。「MO作戦」にてポートモレスビーの占領に成功する。しかしながら、マーシャル沖海戦での大勝に浮かれる日本軍には慢心の影が近寄っていた。 2巻では、MO作戦と、その補給作戦に焦点が置かれる。「暗雲」の意味の成すものとは。2016/01/08
熱東風(あちこち)
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副題『暗雲』に象徴されるように、とにかく、齟齬、蹉跌、といったような言葉でしか日本軍の行いを表現できない。/軍艦や戦闘機のことに全然詳しくない自分でも楽しめた。ただ、東南アジア周辺の地理は頭に叩き込んでおいたほうがいい。巻頭の地図は大雑把でやや不親切なので。/ここからどう展開していくのか、ますます楽しみです。2015/01/28
Gulico
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個人的にアメリカは嫌い寄りの好きではない、だし帝国海軍贔屓なのですが、これに関してはアメリカ軍カッコイイよって感じです。日本軍はそのぐだぐだっぷりを何とかしろと。まさに人罪の宝庫。 ただなんていうかこの帝国首脳陣の無能っぷり、今の政治家たちを見てるみたいです。今仮に戦争になったとしても、物はよくても使用する側が駄目だから同じような負け方するんだろうなぁ、としみじみと思った。2009/07/14




