ミナミの帝王 30

著者名：天王寺大【原作】/郷力也【作画】

日本文芸社（2012/06発売）

• ISBN：9784537097283

内容説明

心優しいホステス・相沢久美（あいざわ・くみ）は子供のために昼間の仕事をしようと、同じマンションに住む金丸（かねまる）から誘われてナニワ生命のセールスレディになる。それを知った萬田銀次郎（まんだ・ぎんじろう）は、優しい久美に保険屋は向いてないと考えるが、必死な久美は詐欺まがいの方法で営業成績を上げていき……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[桜井葵]

今回は心優しい女性がセールスレディになって保険営業をする話。これを読んでいるとトップセールスマンはグレーな手法を使って何件もセールスしているのかな？と疑い深くなりました。もちろんセールスの闇の部分を際立つように書かれているので全てのセールスマンが悪だとも思ってません。でもなにかを売る売るためにはどの分野でも膨大な知識と度胸(はったり含む)が必要ということがよく学べました。お金のためにここまで割りきってやるなら逆に清々しいくらいです。短期的にはいいかもしれないですが長期的には廃れる方法。反面教師として学べる

2019/02/19

[T]

【Kindle Unlimited】で読めるのはここまで。

2016/11/10

[ST ONE]

「裏切りの明日」は生保業界が題材。契約獲得のため、違法行為も厭わない社風が恐ろしい。家族親戚を加入させるため、セールスレディですら使い捨てなのだ。。 かつて大手生保に勤めている営業職の知人に聞いたことと似た内容が多かった。実話をもとに作成されたのだろう。

2014/07/27

[みかん]

保険業界の本音？をセールスレディの目線で描いた作品。 とてもじゃないが、保険にはお世話になれませんね。