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内容説明
御堂筋銀行頭取・沼島(ぬまじま)によって金主たちを陥れられた萬田銀次郎(まんだ・ぎんじろう)は、御堂筋銀行を叩き潰すと宣言する。そして萬田は、かつて相場師であった藤島(ふじしま)と組み、御堂筋銀行キタ支店長・岡本(おかもと)を騙して手に入れた預金証書を使って、ノンバンクから百数十億円もの金を借りまくり……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜井葵
44
「一円でも安く」の理念の大手スーパーと名もない小さな出版社の話。メディアの宣伝効果の恐ろしさをよく知らしめてくれます。出版社のほうはお金を積めばどんな記事でも書いてくれる。逆にお金を払わないものには悪評を書きまくる。雑誌の影響でスーパーの売り上げが全然違ってくるのでお金を払うしかないような状態。そこで主人公が助け舟を出してくれる。広告の恐ろしさをが理解できます。ここまで露骨な会社はなくても少なくてもそんな事例はありそうで怖い。雑誌や新聞、TVも所詮スポンサーがあってこそなので全てが本当だとは限らない。2019/02/19