中世王朝物語全集〈7〉苔の衣

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中世王朝物語全集〈7〉苔の衣

  • 著者名:今井源衛【編】
  • 価格 ¥5,126(本体¥4,660)
  • 笠間書院(2014/12発売)
  • ポイント 46pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784305400871

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内容説明

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苔の衣(こけのころも)今井源衛[校訂・訳注]関白の子の主人公、苔の衣の大将は、恋い慕う女性と苦難の末に結婚できたが、妻はじきに亡くなり、悲嘆のあまり出家入山する。遺された娘は成人して東宮妃となるが、東宮の弟の兵部卿宮に犯されて罪の子を産み、宮は思い悩んで死ぬ。東宮妃は中宮に上ったあと、物の怪のために危篤に陥るが、行方不明だった大将が山伏姿で現れ、兵部卿宮の死霊を折伏、娘を救う。その他、継母の悪企み・夢のお告げ・美女の盗み出しの失敗・住吉浜への流浪など、三代四十年にわたる宿命と悲恋の物語。初の現代語訳である。