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内容説明
おいどんがひそかに思いをよせる西尾さんが突如故郷(くに)に帰ってしまった。彼女が縫ってくれたサルマタの布団に彼は涙するも、今は何もできず惰眠をむさぼるしかない。バイトをしては失敗をする彼は、何度もバイト先を移らざるをえない。そんな生活の中で次々に新たな人間関係に巻き込まれる。喜びと落胆が交互に押し寄せる生活の中で彼は四畳半の守り神を信じ、ひたすら寝るのだった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北風
29
おいどんのような一本気で真っ正直な好人物は、意地やプライドを捨てるという柔軟な選択が出来ず、結果現代では損をして、ドロップアウトしてしまう。夏目の「坊っちゃん」や惡名シリーズの八尾の朝吉を思い出してしまうんですよね。要領のいい人間が勝ち、不器用な人間が敗れる。そこがたまらなく切ないですねえ…。2016/03/15
てらさか
1
明るく見えて孤独。人畜無害の割には性欲もあるようで…。2023/12/28
小太郎
0
読了2014/06/10
ん?
0
西尾さんはいい人だなあと思います。2014/04/02