内容説明
行内派閥抗争、顧客データ流出事件、女子更衣室まで検査する“特検”の実態からイケイケ女子行員、変態行員の話まで……。大手銀行勤務の「人事評価特A」のエリート行員が暴露した超過激な内部告発と左遷日記。日本的経営に共通してある問題点を批評した激辛エッセイ。「左遷」の恐怖がわかる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
仁家の作
14
就職してしばらくした頃、沢木耕太郎さんの深夜特急と本書を読んで仕事をやめる気マンマンになったことがあるなァ、若かったんです。2006/10/09
ミヤト
7
破茶滅茶なエピソードはどれをとっても面白い。バッジ紛失の話、左遷されたときの話、蛇の話が群を抜いてよかった。 それにしても、これが最終巻というのは寂しいものだ。簡易で口の悪い文体は結構好きだったな。2021/11/13
活字の旅遊人
1
痛快だったなあ。
Yasutaka Nishimoto
1
面白い話が半分ぐらい。残りは嘘っぽく聞こえる話。ペンネームが既に、銀行名というバレバレな感じは素敵。2018/03/09
ふーいえ
1
銀行の実情がわかって面白い。銀行マンは変態が多いゆう事ですか。2012/07/07