内容説明
たった6名の情報サービス会社に就職した平岡義彦。サラリーマン生活も早3年が経った。オイル・ショックの大不況、物価急騰、さらには長嶋茂雄の引退……と、巷は騒然としていた。そんなユーウツな時代に、義彦は〃将来、作家になる〃という夢を捨てきれず、恋に、仕事にヨレヨレの青春を送っていた。人生最大のスランプを独特のユーモアで描く、自伝的小説2。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かしまさ
3
辞めたいって言ったら、それはさておきどっか海外でゆっくりしてきたら?だなんてうらやましい会社だ。その時代に生きてないので昔は良かったというのとは違うけど、そういうゆったりした時代、体験してみたかったな。2016/01/06
KANEO
1
著者の自伝的青春小説第二弾。前作から3年経ってます。前作同様、当時の社会情勢や流行が感じれるのが楽しい。今回は女の子との関係も出てきたり、小説家の夢に向けて少しずつ前進する姿が描かれています。 次作が最終巻。手に入れて読めるのは何時になるかな。2013/10/13