文庫コレクション 大衆文学館<br> 行きゆきて峠あり(上)

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文庫コレクション 大衆文学館
行きゆきて峠あり(上)

  • 著者名:子母澤寛【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2014/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062620116

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内容説明

江戸昌平黌の卒業試験に落ちた榎本釜次郎は、彼を見込む箱館奉公・堀織部正に随って北海道を知り、また長崎で海軍の技術を習得する。オランダ留学も果たし海軍副総裁となった榎本だったが、倒幕の流れは洋々たる前途を一気に押し流す。「男」を描いて定評ある著者が辿る幕末の異才・榎本武揚の運命。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっと

6
年譜によると子母澤翁の最晩年の作。主人公は榎本武揚。旧幕府方の人物をいくつも取り上げている著者にしても、どちらかというと遺臣伝の印象が強かったので、明治期に大臣まで務めたこの方とは意外な組み合わせ。上巻は蝦夷地随行、長崎伝習生、オランダ留学のち天地ひっくりかえっての蝦夷地への脱走とテンポよく進む。函館山のふもと、箱館戦争における旧幕軍の戦没者を慰霊する「碧血碑」にゆかりのある侠客、柳川熊吉に長々ページを割くなど、著者らしい語り口で武揚の時代と周辺を描く。2025/07/28

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