内容説明
「三国志」の、あの英雄たちが今、ここに活き活きと甦る！ 諸葛孔明は奇門に通じた頭脳を駆使して新型投射兵器を作り上げ、関羽、張飛、趙雲は、腕力知力をもって戦場で大乱闘！ 孔明の弟均は「八紘」の部隊を率いて飛びまわる。特殊部隊「八紘」の実体は！ 英雄たちの胸のすく姿を描いた志茂田版三国志！ （講談社文庫）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蛇の婿
7
志茂田景樹のトンデモ三国志ということである意味とても期待していたのですけれど、残念ながらまだまだはっちゃけが足りないなとw 基本、三国志演義をもとに蜀サイドの視点から物語が展開していく書き方なのですが…まあ、いろいろ細かく歴史が違っていたりエピソード抜いたせいでイラストの軍侵攻図と内容が一部大きく違ってしまったりは些細なこととしても、せっかく諸葛均を幻術使いとして設定したのですからもう少し中身を血沸き肉躍るハチャハチャ人外超能力大会戦にしても良かったのではと。うーむ残念だなぁ(違)2017/08/31
Range
1
志茂田版三国志の本作は、孔明を中心に据え、主に蜀の立場から書いたものである。有名なエピソードがところどころに出ているものの、一部のエピソードに孔明直属の特殊部隊「八紘」が関わり、人智を越えた業を駆使していくところに、他の三国志には無い魅力を感じた。2014/10/07
goldius
1
出鱈目三国志のブームを作った元祖と酷評される本書であるが、後続したトンデモ三国志小説の群れに比べれば、まともに思える。2003/12/27
ipusiron
0
1996/12/27読了
