内容説明
ビジネスとインターネットを日本で最初に繋げた予言の書。「日本のインターネットの父」村井純との対談を収録。1995年、阪神淡路大震災の年に刊行された書が、2011年、平成大津波の年に電子書籍として甦る。あれから16年、インターネットの世界では何が実現化し、日本のネット社会では何が「そのまま」なのか。大前氏はなぜ16年も前に、日本のネットビジネスの課題に(そして、日本のビジネスパーソンのネットリテラシーの課題に)気づいていたのか。1994年「プレジデント」10月号掲載記事を大幅加筆。
目次
第1章 日本企業は激震に耐えられるか
第2章 「本当の情報化社会」に必要なこと―日本のインターネットの父と語る
第3章 アメリカ経済復活の真因
第4章 変わり始めた「日本型経営」
第5章 ASEANに逆転される日
第6章 霞が関は変化の速さについていけるか―通信行政の「最前線」が抱える課題
第7章 マルチメディア・ビジネスの鎖覚
第8章 インターネットの無限の可能性