光文社文庫<br> 誘拐 - 長編推理小説

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光文社文庫
誘拐 - 長編推理小説

  • 著者名:高木彬光
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 光文社(2014/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784334718541
  • NDC分類:913.6

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内容説明

子供の誘拐・殺人は、あらゆる犯罪の中でも最も残忍で冷酷非情なものである…。この物語の犯人である〃彼〃は、戦史を愛読し学びとった戦訓を犯罪の計画に活かす。周到に用意し、心憎いばかりに巧妙な手口を駆使する〃彼〃だが、この犯罪には完璧であるがゆえの決定的盲点があった! 刑法と刑事訴訟法に精通した著者が推理小説の技巧のすべてをつぎ込んだ傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akiko

5
百谷泉一郎のシリーズということで読んでみた。面白い!泉一郎がなかなか登場しないので、どう絡んでくるかを楽しみに、2つの誘拐事件の真相も気になるし、結構早いペースで読んだ。明子が考えた真犯人を見つけるための方法が、ぶっとび!ラストの真犯人の告白まで、十分堪能しました!2018/08/05

nemuo

1
誘拐を題材にしたミステリーは数あれど、傑作と言われているこの作品。割に合わない犯罪と言われる誘拐で、どのようにして犯人は身代金を手に入れてるつもりなのか。実際の「雅樹ちゃん事件」を下敷きにしているだけあって公判のシーンなどをうまく取り入れながら話を組み立てていく。この組み立てがとても緻密で細部にも手を抜かない。最後の犯人の目的や、犯行の謎に迫る部分は白熱して盛り上がる。古い作品だが今後も読み継がれるべきミステリーの一つと思う。2025/04/26

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