内容説明
東京からカラフトに向かう船中で、椹秀助は首吊り死体を発見した。が、再び現場に戻った時には死体が着ていたはずの洋服は消え、なぜか下着姿になっていた。被害者の名は藤子義介。貿易会社社長で、彼の持ち船はその劣悪な労働条件から「人喰い船」と呼ばれていたという。事実、船員の中には彼に恨みを持つ者もいた。しかし、椹と同室の呪師霊太郎が見せた推理は全く意外な方向へ……(「人喰い船」)他五篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えいなえいな
5
なんとなくは解ったんですけど、文庫の帯にあったように驚愕するほどではなかったです。ちょっとラストまでが単調すぎて眠たくなってしまいまして。最近はどんでん返しよりも物語の途中の作り方に興味がありますね。ラストを読んでからもう一度読んだ方が楽しいのかもしれません。2014/06/26
町田一軒家
3
事件の謎が昭和初期特有の闇と上手く結びついているのが面白い。最後の最後でのちゃぶ台返しに驚きましたが、それをしっかりと着地させている辺りはさすがといったところ。2013/11/24
まうやお
2
別の出版社から発売されているのを見て、そんなにすごかったかしらと本棚から引っ張り出して読み直しです。構成が目新しいのは認めますが・・・。2015/05/16
ピコ
2
呪師霊太郎さんが結構好きで。彼の恐ろしい特技(体質?)には突っ込んでいいのか?
山田太郎
2
つまんない短編集と思ったけど、最後で面白くなった。連作短編と知らないで、読んだほうが面白い。2009/06/22
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