出版社内容情報
ウド・クカーツ[ウド クカーツ]
著・文・その他
佐藤 郁哉[サトウ イクヤ]
翻訳
内容説明
質的データをどのような方法で分析していけばよいか。なぜ、そのような方法・技法が最適なのか。文字テキストを中心とする質的データ(インタビュー記録、フィールドノーツ等)を分析し、その分析結果を論文にまとめていく際の手順をステップ・バイ・ステップで具体的に解説。さらに、それらのテクニックの前提となる基本的な発想についても理論的背景から説き起こす。質的研究を志す全ての人々にとっての必読書!
目次
1章 質的データの分析―さて、いかにおこなうべきか?
2章 体系的な質的テキスト分析の源流
3章 質的テキスト分析の基本概念と作業プロセス
4章 質的テキスト分析における3つの主要な方法
5章 質的テキスト分析におけるコンピュータ・プログラムの利用
6章 質の基準、研究報告書、研究プロセスの記録
7章 結語
補論 質的データ分析の基本原理とQDAソフトウェアの可能性―佐藤郁哉
著者等紹介
クカーツ,ウド[クカーツ,ウド] [Kuckartz,Udo]
フィリップ大学マールブルク(ドイツ)教授。これまでに質的評価に関する教科書、オンラインによる評価やコンピュータによる質的データ分析に関する解説書、統計学の入門書など17点の書籍を刊行してきた。コンピュータを利用した質的なデータ分析の手法の先駆者であり、MAXQDAとして世界中で知られているQDAソフトウェアの開発者でもある
佐藤郁哉[サトウイクヤ]
シカゴ大学大学院社会学部博士課程修了(Ph.D.)現在同志社大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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