内容説明
特車二課に研修生がやって来た。新設される大阪府警レイバー隊のメンバーだ。レイバー隊の先輩として彼らを指導する立場に立った野明たちは、なんとなく落着かない。そんなある日、特車二課にある噂が伝わってきた。近々特車二課が“解散”するというのだ。折しも後藤隊長は、どこへ行くとも告げずに5日間の出張中。後藤隊長の出張はもしや、二課解散と関連があるのではないか…。新鋭横手美智子の手による「機動警察パトレイバー」オリジナル小説シリーズ、初の長編で登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nstnykk9814
10
電子書籍の残り2冊を一気に読了。後藤隊長って、ゆうきまさみらしい人を食ったキャラクターがいい。ちょっとRを思い出した。2016/11/28
LNGMN
8
小説版・後藤さん回、前編。とはいえ男臭さは控えめ。ひろみちゃんが野明にかける励ましがあたたかくて良い。2023/08/19
北白川にゃんこ
6
し、渋い。どう結末るのかは分からない…。後編はどうなる。2021/11/10
yk
4
後藤隊長メインの話。この不穏な空気がずーっと続くのがイヤな感じじゃないんだよな。後半へ。2020/09/01
やまねっと
2
昔読んだ本なのに全く覚えてない、この記憶力に愕然とする。でも、初めて読む感覚なのでこれはこれで楽しい。 パトレイバーを見たことある人ならお馴染み、後藤隊長の過去が明らかになっていく。この前半はは布石みたいなものなので、そんなに楽しめないが、世界観に引き込まれるのは作者の横手美智子の力だと思う。 後半も楽しみに読める。2018/06/03