祥伝社文庫 北の旅・殺意の雫石

著者名：津村秀介

祥伝社（2014/02発売）

• ISBN：9784396322687

内容説明

岩手県雫石川の河畔で横浜在住の藤本昌代の死体が発見された。そして後日、四国徳島の吉野川でも女性の死体が発見された。ともに現場には薬物混入のワインボトルとダイイングメッセージが遺されていた。この一致に、岩手・徳島の両捜査本部は色めきたった。やがて容疑者に昌代の愛人・牧内が浮かび上がったが、検死の結果、二件の殺人は〈同日同時刻〉の犯行と証明された！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヨーコ・オクダ]

横浜のホステス・昌代の遺体が岩手の雫石で見つかる。現場には口紅で「川口」と書かれたティッシュペーパーが…。昌代の妹・亜紀とルポライター・浦上が探偵役として、ジリジリと真相に迫っていく！川口とは？所々で目撃されているトレンチコートの男？？元交際相手・牧内と新旧愛人たちとの旅行の偶然？？？手がかり兼ナゾがいろいろあって飽きない。まぁ「警察は何やってたん！？」的な部分が結構あったりするんやけど（苦笑）こちらの作品、TVドラマでは「弁護士・高林鮎子シリーズ」としてアレンジされた形になっているそうな。

2018/11/11

[kanamori]

☆☆☆

2011/10/17