内容説明
トソツ天から3人の天子たちとともに地上におり、厳しい仏道修行にはげむボサツ。持戒の修行のためにボサツは、しか王やさる王、修行者などに生まれ変わり、命がけで仲間たちのためにつくすのであった。ほとけの道を修めるボサツに打ち寄せる数々の試練…。それらの試練に敢然と立ち向かうボサツ。苦難に満ちた転生の旅を通して、持戒の意味とそのありかたを探る。
目次
トソツ天の住人たち(過去仏の声)
しか王ルル(不殺生のいましめ マハーダナカのちかい 裏切られたルル トソツ天での反省会)
500の仲間を救ったさる王(生か死か 国王の果樹園 ふじづるのかけ橋 トソツ天での反省会)
消えた宝石(犯人はだれだ がちょうの死 トソツ天での反省会)