吉川英治歴史時代文庫<br> 新・水滸伝(三)

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吉川英治歴史時代文庫
新・水滸伝(三)

  • 著者名:吉川英治【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061965737

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内容説明

囚われの身ながら濤陽楼の風光に見惚れた宋江は、即興の一詩をそこに残すが、謀反人の烙印を押され、あわや刑死という寸前、晁蓋たち梁山泊の面々に救い出された。二丁斧を使う李逵や姦婦巧雲を成敗した楊雄も仲間に加わり、梁山泊の勢いは、日に日に旺となる。ここにその動きを警戒するのが、地元豪族の祝氏一族。ついに両者は激突し、悪戦苦闘の末、泊軍は勝利を収める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

67
白龍廟の仮の勢揃い、潘巧雲殺し、梁山泊vs祝家荘の攻防...名場面が続きます。あくまで風流な義人宗江、おっちょこちょい李逵、加速装置のような移動能力戴宗らが活躍し、女剣士や、おばさんまで出てくる怒濤の展開。やめられない止まらない!2019/04/17

優希

56
梁山泊の勢いが日に日に盛んになっていくように見えました。地元一族の祝氏一族は動きを警戒していましたが、遂に両者は戦いへと導かれますし。悪戦苦闘ながらの勝敗に納得がいってしまいます。2021/12/17

優希

43
梁山泊の勢いがどんどん熱を持っていくように見えました。動きを警戒していた祝氏一族。遂に戦いへと導かれていくのですね。悪戦苦闘ながらの勝敗には当然だろうと思わされました。2025/10/06

金吾

32
○梁山泊に好漢が次々と集まってきます。たまに仲間にいれるため非道なこともするので、宋江や呉用に不信を感じることもあります。祝家荘との戦いは読みごたえがありました。2023/03/08

akira

26
新水滸伝第3弾。 宋江と李逵の物語。そして大きくは祝家荘の戦い。展開は早いが読まされる。 宋江という人間の不思議。強いわけではなく頭が切れるわけでもない。それでも情にあつく皆を納得させる言葉を持つ。この男の行く末をできれば吉川談義でも読みたかった。 「かならず宋江の身に事が起る。悪くすれば官の罠に陥る」2017/06/10

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