ちくま文庫<br> 千一夜物語(5)

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ちくま文庫
千一夜物語(5)

  • 著者名:佐藤正彰【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 筑摩書房(2013/10発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480022158

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内容説明

ひげの濃い中年男と、すべすべした若い男とどちらが恋人として素敵なのか? 二人の女がそれぞれの相手を自慢しあうが、さいごに、やはり中年男のほうがいいということになる話(「いずれを選ぶか。青年か、はたまた、壮年か」)。何百人もの人間や宮殿さえも入ってしまう袋の話(「不思議な袋」)など、艶ばなしや奇想天外な物語に満ちた一冊。

目次

色とりどりの六人の乙女の物語
青銅の町の物語
イブン・アル・マンスールと二人の乙女との物語
肉屋ワルダーンと大臣の娘との話
地下の姫、ヤムリカ女王の物語
花咲ける才知の花壇と枠の園
奇寒な教王
「蕾の薔薇」の物語
黒檀の馬奇談
凄腕ダリラの物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかつや

6
4巻まででかなり飽きがきてうんざりしていたのでインターバルをたっぷりとってから読んだ。そのおかげかまあまあ楽しめたかな。この巻の前の方は奇想天外なアドベンチャー、後の方はいかにもな人たちの知恵比べって感じでそれぞれ面白い。かの高名なドン・キホーテがまたがった黒檀の馬もこの巻だし。でも真ん中の小話が連続するあたりがなかなか手強い。別に話の内容が難しいというわけではないのだが、文化や風習の違いが問題なのか、いまいち笑いどころがつかめないのだ。単純におならをぷーすかひっているのが笑えるってのはわかるのだけど。2019/02/17

ちゅっちゅちゃん

0
巻が進むごとにページ数も順調に増えてゆく(笑)とりあえず物語の半分は読んだぞ!2013/12/10

cya

0
読み終わりました。どの人も人間味あふれて昔々の物語とは思えない。佐藤正彰さんの文章も味わい深い。しっかし読み応えあるなあやっと半分読み終わった!2011/10/02

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