内容説明
日本民族の文化遺産、古典落語の集大成を文庫版で試みる待望の第五巻。各作品は、いずれも数代にわたる名人芸によって磨きぬかれた名作の全篇無削除版である。本巻総収録作品36編、東京篇「狸賽」「付き馬」「禁酒番屋」「高田の馬場」など30編、上方篇、「馬の田楽」「愛宕山」「景清」など6編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひえやす
4
流石!原話は江戸時代に誕生した物が多く、当時の風俗や流行りのネタがわからない箇所も少しあるけど、それでも幾時代を経て尚も今に残る「笑い」の古典だけあって面白さは伊達じゃない。なんとお立ち会い、ご用とお急ぎのない方は、よっく読んどいで。古典落語なぞ思えど、言葉のテンポの小気味良さに、想像は裏切れど、期待は裏切らない。2014/12/28
kazzz
0
上方落語は文章にすると面白さが伝わりにくいな..2016/08/20
Teo
0
本編も面白いが、40年ほどの月日を経て読んだ解説部分も興味深い。昭和の新作落語は既にもう歴史の話だが、一部は私と同時代でそうだったのかと言うのもある。2015/12/03
雪野きずな
0
齋藤孝の読書力のブックリストに載っていたので図書館で借りて読破。次の巻でようやく終わり。2015/09/29
0910
0
2017年/32》2017/10/14