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基本説明
■特集(仮)美しい書物を求めて-中世ヨーロッパの写本とデザイン (仮)【概要】写本とは、活版印刷が発明される前の時代の、手書きで文字を写した書物です。中世ヨーロッパにおいて、修道院を中心に写字生と呼ばれる人々が羊や子牛などの動物の皮から作られた紙に文字を書き写しました。中世ヨーロッパ写本といえば、世界で一番美しい本と言われている「ベリー公のいとも豪華なる時?書」やアイルランドの国宝「ケルズの書」に見られるような華やかな装飾の美しさは広く知られていますが、読者が読みやすいように綿密に計算されたマージンや配色、レイアウト設計などについては、あまり触れられることはありません。ときにはインフォグラフィックスを用いて読者の理解を助けるなど、写字生は世界の初期のグラフィックデザイナーといっても過言ではありません。「モダンデザインの父」と称され、ブックデザインの礎を築いたウィリアム・モリスは、中世の写本を理想の書物とし、「ケルムスコット社」を立ち上げてその美しさを追求しました。グリッドやタイポグラフィの歴史に関しては、15世紀にグーテンベルクが発明した活版印刷への移行期に印刷されたインキュナブラを起点として論じられることが多いですが、インキュナブラは写本の模倣から始まっており、そこから知見を得ることは、美しい文字、レイアウト、さらには書物について考察する一助となると思います。
詳細説明
クリエイターのための国際的なグラフィックデザイン誌
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