気がつけばシリーズ<br> 気がつけば40年間無職だった。―もしくは潔癖ひきこもり女子の極私的物語

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気がつけばシリーズ
気がつけば40年間無職だった。―もしくは潔癖ひきこもり女子の極私的物語

  • 難波 ふみ【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784991299728
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

気がつけば○○シリーズ第3弾の主人公は、
生まれてからこれまで一度も働いたことがない無職女性!

「私は40年間、一度も働いたことがない。」
中年無職女性が解き放った衝撃的な一文。
潔癖が過ぎるがゆえに自分の部屋に入ることができない、
強迫性障害を患う女性の艱難辛苦、ほとばしる生き様を凝縮!

いじめ、不登校、潔癖症、父からの虐待……。
父「学校に行くと言え!」
母「死にたい? 一緒に死のうか?」
私「最終的に父を殺さなければいけない」
この家族、何が起きるか予測不能!!!!!!!

「神戸連続児童殺傷事件」の犯人と同じ14歳、地下鉄の駅でパニック→柱に頭を打ちつける、悪魔に憑かれた映画『エクソシスト』のリーガンのように暴れる、初体験はスリランカ人、父が自己破産して家との強制別離、平山夢明の『独白するユニバーサル横メルカトル』との出会い、障害年金の受け取り方、30歳年上の男性と援助交際?、仲良しの姉にも精神障害が、気になる我が家の家計簿公開、脳梗塞で倒れる父……etc.
次々に起きる事件や、飛び出す名言&迷言に、ページをめくる手が止まらない!

自分の部屋に入るためのルール
その手順が潔癖&厳格すぎて
自分の部屋に戻れない! ってどゆこと!?

暴力や言葉の暴力で否定され続けた10代、若さを生かすことなく無為に生を貪った20代、そんな日々を経ながら様々な精神疾患が発症した彼女は、30代に入ると、突如、「学校に行きたい」と考え始める。親子ほどに年の離れた同級生たちと過ごす初めての楽しいスクールライフ。仲間とのふれあい、文化祭や作文コンクールへの出場、遅れてきた青春は彼女の精神にどんな効果をもたらすのか――!?

「友だちがいないので友だちになってください」
「気がつけば29年間、処女だった。」
「やはり、30代就労経験なし、は大きなハンデなのだ」
「お前は苦労をしていないから若く見られるんだ」
「あのとき、本気で殴ってはいなかった」

貧困や介護が引き起こす親族間殺人だけでなく、インターネット社会化によって〝家族のカタチ〟が崩壊しつつある昨今、核家族すらままならない現代において、家族の在り方とはなんなのか? を提起する、祈りのノンフィクション!

内容説明

いじめ、不登校、潔癖症、父からの虐待…。父「学校に行くと言え!」母「死にたい?一緒に死のうか?」私「最終的に父を殺さなければいけない」この家族、何が起きるか予測不能!!!!!!!「気がつけば○○ノンフィクション賞」入選作品。

目次

プロローグ 私の「部屋」は綺麗
第1章 潔癖(バイト経験も皆無…気がつけば40年間無職だった;いじめ、不登校、潔癖症 引っ越しが人生を暗転させる ほか)
第2章 部屋(十代最後の日 自分は無価値;与えられた病名は「強迫性障害」 ほか)
第3章 学校(初めての“サクラサク”;同学年で大人はひとりだけ ほか)
第4章 完璧(受からないアルバイト;医師から下される「就労不可」 ほか)
エピローグ 初めての「給料」

著者等紹介

難波ふみ[ナンバフミ]
1983年神奈川県生まれ、千葉県育ち。幼少期に父から受けた暴力がトラウマとなり、さまざまな精神障害を引き起こす。この世に生を受けてから一度も働いたことがない。第1回「気がつけば○○ノンフィクション賞」に応募、最終選考まで残る。趣味は読書、好物は甘い物。ちなみに、本書発売年は、41歳の年となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

93
第1回「気がつけば○○ノンフィクション賞」の最終選考に残り、シリーズ第3弾として発売。「私は40年間、一度も働いたことがない。」いじめ、不登校、潔癖性、父からの暴力。そんな日々から様々な精神疾患を患う彼女。30代に入ると突如学校に行きたいと考え始める。年の離れた同級生との触れ合い。文化祭や作文コンクールへの出場。無職で生き続けてきた後悔は拭いさることはできないが、とはいえ本書が出版されることで、晴れて人生初の〝給料〟を手にすることになった作者。シリーズは他にも2作既刊あり。第2回開催してるみたいだし↓ 2024/07/23

TATA

39
引きこもりをしていた女性の手記。生々しい内容と言えばいいのか、思いの丈を丁寧に言葉にしてくれているのでとても共感できる。勿論、なんでこうなるのという場面もあるのだけど、それでも等身大で悩んで前を向いていこうという気持ち、そして、引きこもりの大きな原因となったお父さんと向き合うところ、これら全てが尊いものと感じる。とは言えやはりでこぼこした道を歩むが如く。それを切り開くのは強い意志と支えてくれる人との出会いなんだなと感じる。2025/02/19

nonpono

34
葉真中さんの「鼓動」を読んだ次。時代と運命さえも感じる。図書館の棚から。著者が応募した文学賞はわたしもTwitterで経緯を読んでいて、たまさか自分も書こうかなと考え因果さえも感じる。先日、妹と結婚と相手の実家の太さについて話したがまさにそれ。わたしがこんなに自由気ままに旅できるのも実家に住んでいるからである。その生活感のなさも。筆者はプラス障がい年金が加わる。そして潔癖症、父との厄介な関係が。繰り返しに強調するが実家があるから年金で暮らしていけるんだ。凡百の記事や小説よりリアル8050問題も描く。2024/06/13

愛玉子

33
引きこもり当事者がその経緯を書いたものは初めて読むかも。軽い気持ちで手に取り、文章もあっさりめだけれど、重い内容でした。ママ友と「今支援級に行っている子よりもっとすごい子が、昔は教室に普通にいたよね」という話になった時、昔は普通に教室にいたそういう子ってどこに行ってしまったんだろう、大体いつの間にか引っ越してそれきりなんだよな…の答のひとつがこれなんだろうと思います。時々「記憶があまりない」という記述があって、辛すぎて記憶が飛んでいるんだろうな、と。でもこの本の印税が入ればもう無職じゃないよね、良かった!2024/07/25

やっちゃん

20
インパクトのあるタイトル。初めての仕事が書籍出版とはすごい。自分と似たようなところもありドキッとする。一度受診してみるのもいいかもしれん。定時制のパートが特によかった。2024/08/05

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