内容説明
二十三歳で南奥の覇者となったのも束の間、豊臣秀吉の天下統一に飲み込まれてゆく伊達政宗。徳川家康、豊臣秀次たちとの天下の付き合い。絢爛と破滅とが煮えくりかえる豊臣政権。その重圧にきしむ伊達家中。亀裂、別れ、そして再生。第二巻は小田原参陣から関ケ原前夜までを描く。安土桃山終幕の秀吉劇場を、独眼竜政宗が舞う。年々進む政宗研究や平成の『仙台市史』を手がかりにしたビジュアルブック。新聞連載時から改稿したものに、描きおろしの新作を含めたマンガ109頁、政宗を知る、更新する、創作する人に便利な「楽屋」62頁、全フルカラー。
著者等紹介
千葉真弓[チバマユミ]
1962年仙台市生まれ。宮城学院女子大非常勤講師(博物館展示論)。(有)まちのほこり研究室代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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