目次
第1章 序論(背景と目的;資料;構成)
第2章 「気」と身体について―人体と自然が共生するということ(中国伝統医学の「気」について;身体における「気」の生成と働き;五蔵の「気」とこころの動き)
第3章 「気」による養生と「美」の観念―「美」を求めて美しくなるという文化(中医美容の歴史;中医病因と美容;経絡と美容)
第4章 鍼灸学による身体美の創出―医学と哲学の共生で身体美をつくる(養生による「若返り」の法則;古典文学に秘められた美容;現代に蘇る古代九鍼)
著者等紹介
大形徹[オオガタトオル]
兵庫県明石市生まれ。1982年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。大阪府立大学総合科学部助手、講師、助教授を経て、大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科教授
王財源[オウザイゲン]
兵庫県神戸市生まれ。1981年大阪医科大学麻酔科学教室実習生、明治東洋医学院卒業(旧:明治鍼灸柔道整復専門学校)。2007年佛教大学大学院文学研究科中国文学専攻修士課程修了、修士(中国文学)。2014年大阪府立大学大学院人間社会学研究科人間科学専攻博士後期課程修了、博士(人間科学)。関西医療大学大学院保健医療学教授(学部兼任)。日本東洋医学会会員。日本中医学会評議員。日本良導絡自律神経学会常任理事。全日本鍼灸学会近畿支部学術委員などを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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