内容説明
わが国の起業活動、起業家精神を包み込んでいる社会・文化の問題を学際的に掘り下げ論じた経営書。今、日本の起業家精神の復活が求められている。強欲な資本主義も問題だが、本書が取り上げるのは日本的「世間」の倫理の横行の問題である。無責任な倫理が健全な企業の成長の芽を摘まないためにどうしたら良いか。そのための処方箋も提示する。
目次
第1章 起業とは
第2章 ライブドア事件
第3章 わが国の起業思想
第4章 日本的「世間」の倫理、起業に対する世論の見方
第5章 アメリカにおける起業の捉え方
第6章 結語―起業とは、「世間」とは
著者等紹介
上坂卓郎[カミサカタクロウ]
1954年生まれ。1977年東北大学経済学部卒業。2000年千葉大学大学院社会文化科学研究科博士後期課程修了。2003年‐獨協大学経済学部教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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