感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドル箱
6
感想、これは朝と昼と夕を共同体とし、それを「水」が支えているある意味童話SF文学です。志茂文彦は脚本家なので、少しト調もしくはト書きになるのかと思っておりましたが、かなり小説の書き方に近く、良いジュブナイル(根底は時間軸のお話なので)SF文学です。キャラの名前の付け方に、良い付け方だなと感じ受けれました。こんなに志茂 がSF文学の知識を持っているとは思わなかったが「後書き」で有名SF文学作家陣の名前が出てきて納得しました。さすが京アニで脚本を書いているだけあって良い作品。麻枝(だーまえ)と相性がいいはずだ2013/12/04
ちかもり@再出発
1
序盤の展開にかなりの無理を感じた。閉鎖空間を成立させ、破たんしていく嘘を重ねていくのはさすがにちょっと読んでられなかった。けど灯台を抜け出し東京駅に到着したころの感じはすごく良かった!虚実がないまぜになって何が本当で嘘なのか読者でさえわからなくなるあの不安に突き落とされる独特な感じ。小説ならではの醍醐味です。しかし謎に対する答えの提示が早すぎる。もう少し独力で、なぜああいう風になっていたのか答えを導く努力を見せてほしかった。もう少し読者を不安なままで居させてほしかった。全体的に安易な解決が目立ちすぎて残念2014/03/31
しりゅー
0
不思議で、でも人情溢れてて、考えさせられるお話でした。人とは...や、SFっぽい設定や、内容。私は好きです。2014/03/28
セニー
0
家出して人里離れたおばさんの家に厄介になろうとした主人公はおばさんの家で不思議な3人の女の子に出会う、、、 おばさんが帰ってくるまで4人で暮らす中、不思議な出来事が起こり始める、、、 心がほっこりする一巻2013/08/28