内容説明
最近では、新たに発生した医薬品の安全性の問題点を、できる限り早期に特定し、適正に対応することへの社会的期待やニーズが高まってきている。このことから、CIOMS 8のプロジェクトはファーマコビジランス(医薬品安全性監視)におけるシグナル検出の発展に取り組んできた。その報告が本書である。
目次
第1章 序論とCIOMS 8の目的
第2章 背景―ファーマコビジランスと主要な定義
第3章 シグナル検出へのアプローチの概要
第4章 自発的に報告された医薬品安全性情報
第5章 シグナル検出を支えるデータベース
第6章 シグナル検出の伝統的手法
第7章 より複雑な定量的シグナル検出手法
第8章 シグナル検出戦略の発展方法
第9章 シグナルマネジメントの概観
第10章 シグナル検出、評価、コミュニケーションの今後の方向性