出版社内容情報
十九世紀ロンドンの闇に潜む殺人者。彼が抱くのは壮大な復讐の計画だった――イギリス出版史上最高額で競り落とされた華麗なる大作。
『荊の城』『五輪の薔薇』を凌ぐゴシック大作
十九世紀ロンドンの闇に潜む殺人者。彼が抱くのは壮大な復讐の計画だった――イギリス出版史上最高額で競り落とされた華麗なる大作。
内容説明
19世紀ロンドン。その夜、エドワードは、深まる霧の中を行く、見ず知らずの赤毛の男を殺した。首に深々と刃を沈めた凶行―だがこれは真の標的、仇敵ドーントを葬るための“試み”にすぎなかった。英才と謳われ、イートン校に学んだエドワードがなぜ暗闇の街路で刃を握り締めるに至ったのか。その数奇なる半生が今語られ始める。
著者等紹介
コックス,マイケル[コックス,マイケル] [Cox,Michael]
1948年、イギリスはノーサンプトンシャーに生れる。1971年、ケンブリッジ大学を卒業。1989年よりオックスフォード大学出版局にて編集者として勤務。『夜の真義を』は2006年に刊行された初めての長編小説。2009年に死去
越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年(昭和36年)、石川県生まれ。東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネムル
5
ゴシック・ノワールとかなんとか期待しつつも、あまり黒々とした印象は受けないな。むしろ信頼出来ない語り手にしか見えないのだが、このノリでどう決着つけるのか?それにしても長い、たるい。2016/08/20
みず たまり
0
感想は下巻分にまとめて2015/11/14
勉誠出版営業部
0
マイケル・コックスの『夜の真義を(上)』を読了。何とも良い意味で時代錯誤的なゴシックノワール。しかも新たに見つかった文献という体が尚のこと興味深くもあり。上巻は後半になってからが面白い。2015/07/24
司
0
10ページほど読んでは飽きてやめ、また読んではやめ、の繰り返し。下巻はスピード上がるかしら。2021/01/02