感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s_i
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準拠枠としての経験的な身体と歴史的な絵画が色彩と言語の接近=緊張関係において結びつけられる過程のなかに媒介する、行為する身体の偶発性。それらの連鎖は多種多様な系列の合流地点としての作品の、その生成に至るまでの流通経路として内部に埋め込まれていく一方で、そこに描かれるものが生み出す意味作用はさらに異なる時間性に開かれている。その逆転の結果として、それぞれの系列を束ねるマーディンの魂が導かれる。複数の準拠枠の交流を消去するような、メディウムの固有性における純化の志向がグリーンバーグの誤謬だったのかな。2014/07/25
葵
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書道からの影響ってのが興味深かった 2020/05/01