見続ける涯に火が…―批評集成1965-1977

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  • サイズ B6判/ページ数 510p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784990123949
  • Cコード C0072

目次

同時代的であるとはなにか 1963-1970
イメージからの脱出 1970-1971
記録という幻影 1971-1973
なぜ、植物図鑑か 1973-1975
視線のつきる涯 1976-1977

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KinugawaNZ

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一度シャッターを切ること2011/11/23

aquirax_k

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たぶん写真家でもっとも明晰な思考をした人だと思う。もし記憶喪失にならなければ、かなり影響力をもった批評家になったのではないでしょうか。

uchiyama

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その都市にすら「イメージを押しつけようなどとしない」木村伊兵衛の「パリ」の、市井の人々を見て、「生きることは善である?もし出来ることなら、この疑問符をとっぱらいたい」と書く切実さ。篠山紀信の写真の、事物を等価性の平面に置く「遠近法の峻拒」を評価する正確さ。この優れた、でも強かにはなれない批評集の純粋さには、ちょっと息苦しくもなるのですが、のちの、薄汚れているのに光り輝く毛をして草の上に横たわる山羊の、生き物として、そして物質としての魅力が、それこそ等価な写真を見ていると、その瞳が得た幸福を思ったりします。2023/03/20

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