内容説明
本注解書の特徴は3点である。罪の問題などの神学的議論をしなかった。また、欧米の注解書に沿った議論をしなかった。あと一点は、資料説を前提にしなかったことである。解釈上重視したのは、むしろ、現在の原初史の文脈であり、古代イスラエルの文化史的・思想的脈絡である。
目次
原初史について
天地創造物語(1章1節~2章4節a)
人間創造とエデン追放(2章4節b~3章24節)
カインとアベル(4章1~16節)
カインの末裔(4章17~24節)
シェトの系譜(4章25~26節)
アダムの系譜(5章1~32節)
ネフィリーム伝説(6章1~4節)頁
洪水物語(6章5節~9章17節)
ノアと息子たち(9章18~29節)
地上の諸族の系譜(10章1~32節)
バベルの塔(11章1~9節)
セムの系譜(11章10~26節)
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