出版社内容情報
冬眠をする生き物たちの体の中では、何が起こっているのか? 生きのびるための究極の環境適応ともいえる冬眠のひみつにせまる。
目次
第1章 恒温動物の冬眠(恒温動物の冬眠のひみつ;シマリス;クマ ほか)
第2章 変温動物の冬眠(変温動物の冬眠のひみつ;ドジョウ/マブナ;トノサマガエル/アカハライモリ ほか)
第3章 植物の冬ごし(植物の冬ごしのひみつ;ソメイヨシノなど;ススキ/ユリなど ほか)
著者等紹介
近藤宣昭[コンドウノリアキ]
1950年愛媛県生まれ。薬学博士。1973年徳島大学薬学部卒業、1978年東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。三菱化学生命科学研究所、財団法人神奈川科学技術アカデミーなどで、冬眠を制御する生理・分子機構を研究。おもな著書に、『冬眠の謎を解く』(岩波書店、第27回講談社科学出版賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たんぽぽ
7
この冬は冬眠に興味を持っている。テーマを持って子どもに分かりやすく伝えたい時に、PHPの調べ学習系の本によく助けられる。冬、体調くずしてぶっ倒れていた時に、この本借りてたから、「冬眠してるの?」って旦那に冗談でからかわれた。こっちは必死で痛みをこらえてたのに。それにしても厳しい寒さを乗り越えるための自然の生きもののしくみってすごいなぁと思う。冬眠、冬越し、冬ごもりって、6年で習う「自然に学ぶ暮らし」にもつながる面白いテーマだと思う。場所を間違って!?雪の上で丸まって眠るヤマネの姿の何と可愛らしいこと。2017/12/24
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