目次
1 近世東アジアにおける宗教文化(江戸時代長崎来航の唐船と菩薩揚)
2 言説と文章をめぐる問題(東アジア史をめぐる言説について―歴史研究の枠組としての東アジアを考えるための覚書;宮崎市定と『大東亜史概説』について;明治期における桐城派文章論の影響―清国文人や駐日外交官との文化交渉)
3 近世近代の東アジア文化圏における“画像表現”をめぐって(青木正児の画業とその南画認識―金冬心、石涛を素材にして;冷泉為恭筆『稚児普賢菩薩像』試論;東アジアの肖像画―渡辺崋山筆『佐藤一斎像』)
4 総論 東アジア圏における“もの”と“自然”―東西比較思想的視点から
著者等紹介
井上克人[イノウエカツヒト]
関西大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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