目次
プロローグ―人間の危機
1 神戸詩人事件の記憶
2 「いたましさ」について
3 遠方の跫音―友情論
4 神戸モダニズム―奇妙な命名
5 神戸で開催された『死刑宣告』の出版記念会
6 資料滅亡、散逸という事態
7 「雑」とはなにかー他者性としての雑誌
8 戦争の、前、中、後、の時間
9 もう一つの地域史―私的記憶から歴史へ
エピローグ―生きて、わかれゆく
補注1 『兵庫文学雑誌事典―詩誌及関連雑誌』(仮称)作成のために
補注2 雑誌の記憶から、安永捻和に聞く
海山のあわいから―あとがきにかえて