目次
第1章 はじめに:従来のエネルギー需給(日本におけるエネルギー消費;日本のエネルギー供給状況;海外のエネルギー需給状況;日本のエネルギー政策)
第2章 再生可能エネルギー:その定義と普及状況(再生可能エネルギーとは;日本における再生可能エネルギー;経済学的視点から見た今後の再生可能エネルギー計画)
第3章 海外における普及状況とその政策(世界における再生可能エネルギーの普及状況;各国の再生可能エネルギー普及状況とその政策)
第4章 日本における普及政策の計量評価(計量評価の必要性と本書で用いる手法;住宅用太陽光発電の地方自治体による補助政策の定量評価;風力発電の費用便益分析:くさつ夢風車を事例として)
第5章 今後の展望
著者等紹介
花田真一[ハナダシンイチ]
2004年東京大学法学部卒業、学士(法学)。2008年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。2012年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院経済学研究科特任研究員。元・三菱経済研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
16
図表豊富の本格的な専門書。第1章はじめに が相当長い。国際的データやイチエフ問題も触れられている。順不同だが、日米独中ブラジルがある。 最初の地熱発電所がイタリアに建設されたのは1904年(70頁)。日本の再生可能エネルギーの最初は水力発電(76頁)。原発は急速な出力調整が困難(77頁脚注4)。風力発電は2020年までに現在の5倍の普及が目指されている(87頁)。伊那市では騒音で反対していたのを想起した。環境保全とのかかわりも問われる部分。 2014/09/19
ごはんりれー
0
再生可能エネルギー普及状況等を知る上で非常に参考になりました。2015/01/07