内容説明
清新な抒情、言語実験、作詞、ことばあそび、―第1詩集『二十億光年の孤独』から21世紀の現在にいたるまで、あらゆるかたちで詩の未来を切り拓いてきた詩人、谷川俊太郎。その詩を長年にわたって追いかけてきた著者が、60冊を越える詩集を総覧し、谷川詩学のゆくえを辿る。読むことの楽しみに満ちた、ライフワークの結実。
目次
はるかな国から詩の前線へ 1952‐1969
尽きない詩への問い1970‐1979
うたと実験の新展開 1980-1989
生の転換期に 1990‐1999
二十一世紀の詩学 2000‐2009
未来の詩人の行方 2010‐2021
著者等紹介
山田兼士[ヤマダケンジ]
1953年岐阜県大垣市生まれ。関西学院大学大学院博士後期課程満期退学。詩誌「びーぐる 詩の海へ」の編集同人を務めた。2022年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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