内容説明
老いの坂なぞ、自転車で越える。都内で走りを哲学し、房州・甲州で息をきらし、遠州三河で舌鼓(したつづみ)、春ランマンの山陰まで、お仲間引き連れ、そこらじゅう走りまわって、世に愉しさのタネは尽きまじ、今日もぎこぎこ!面白いことの大家イトウ先生の自転車エッセイ第2弾。
目次
自転車修行三題
歳末東京三題
ヘリオスSL三題
自転車各論
房州
笹子峠
早春遠州三河自転車膝栗毛
春爛慢山陰サイクリング
著者等紹介
伊藤礼[イトウレイ]
1933年東京生まれ。一橋大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まど
15
とても面白い自転車エッセイ。ずっと読んでいたくなる。著者の枯れた感じや達者な文章で薄められているけれど、かなり口が悪いところも面白い。上品な感じもよいなぁ。2014/05/27
遅筆堂
11
つまんない。特に、あっちに行った、こっちに行ったという部分。1600円も出して損した気分。やっぱりエッセイにお金を掛けない原則を守った方が良い。せいぜいBOかAMPか。2010/09/24
kawa
9
自転車マニアだったので、自転車乗りの生態は良く解る。人の自転車旅行記を読むより、ほどほどの天気の日に家の周りをチョコチョコ走るだけでも楽しいんだけれど。今日は雨なので、擬似体験読書。著者も60過ぎから乗るようになったとのこと。自転車は生涯スポーツなのだ。 2015/04/19
キク
5
おじいちゃんが相変わらず楽しそうでなによりです。ダホン、欲しいなぁ。
*takahiro✩
4
今回もとても面白かった。のんびり自転車に乗るのはとても楽しそうで輪行もしてみたい。フォールディングバイクが欲しくなってきた。2019/01/09
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