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学術会議叢書
性差とは何か―ジェンダー研究と生物学の対話

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784939091230
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C3336

目次

1 ジェンダー研究と男女共同参画(学術領域における男女共同参画と学術の再構築;ジェンダー概念の意義と効果―現状と課題;学術領域における男女共同参画の現状;科学技術と男女共同参画;農学研究とジェンダー視点)
2 人文社会科学におけるジェンダー研究の成立とその展開(歴史学とジェンダー:古代史;歴史学とジェンダー:近現代史;文学とジェンダー:精神分析とジェンダー:経済学とジェンダー:法学・政治学とジェンダー:社会学とジェンダー)
3 生物学的性差をどう見るか(問題の所在;性差とジェンダー:進化生物学の視点;性差とは何か?―ジェンダー研究と生物学の対話;脳の性差;養育と乳幼児の発達;性差医療の考え方と課題―老年医学の立場から;体力の性差とスポーツ;科学史からみた性差;性差研究の諸次元)
4 ジェンダー研究を社会にどう生かすか(性差医療の今後;スポーツ・ジェンダー研究をからだづくり・健康づくりに生かす―学校体育に視点を当てて;ジェンダー法学の未来;ジェンダー視点を社会政策に活かす;男女共同参画と学術の役割;おわりに)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

6
図書館にて。2008年刊行。日本学術会議のシンポジウム本のようである。▲小川眞理子「科学史からみた性差」。近代解剖学の父ヴェサリウスは、ルネサンスの描画技法を用いて解剖図を作らせたが、彼は骨格の男女差を見ていない。…というより、当時はまだガレノスの「ワン・セックス」モデル(男女差は種類の違いでなく、程度の差。女性器は体内に引っ込んだままの男性器と見る)。18世紀になり、セックスの区分が男女それぞれに想定されるようになる。リンネはヒトを哺乳類(ママリア)というカテゴリに入れた。それ以前は四足獣。2019/04/06

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