目次
第1章 アンガーマネージメントの理論と歴史(アンガーマネージメントの成り立ち;衝動性の意味と発生のメカニズム;アンガーマネージメントの一連の流れ)
第2章 アンガーマネージメントの面接技法(気づきの段階(第1課程)
知的理解(第2課程)―明確化と直面化
受容の段階(第3課程)
新しい行動パターンの獲得と練習(第4・第5過程)
面接中に相手がキレたときの対応)
第3章 タイプ別の事例に見る個別アンガーマネージメント(いじめを繰り返す子;家庭内暴力を繰り返す不登校の中学生;家族への怒りをためこんで不登校になった女子中学生―箱庭を通じた自己理解と自己表現;発達障害のある児童へのアンガーマネージメント;非行・プチ家出の少女たちへの短期集中型自己受容面接;犯罪に至った人へのアンガーマネジメント)
著者等紹介
本田恵子[ホンダケイコ]
早稲田大学教育学部教授。臨床心理士・学校心理士・特別教育支援士SV包括的スクールカウンセリング研究会代表。中学・高校の教師を経験したあと、カウンセリングの必要性を感じて渡米。特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。帰国後は、スクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童・生徒を包括的に支援する包括的スクールカウンセリングを広めている。2000年代になってからは、矯正教育の専門家を対象としたアンガーマネージメント研修の講師なども務め、学校やカウンセリングの現場、特別支援教育の療育に欠かせない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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