出版社内容情報
経済学“初心者”の大学生が4年間で学ぶ
大人気授業を1冊にまとめました!
「税抜価格を表示したら売上が上がる!?」
「経済学を学ぶと所得が上がる!?」
「競馬で賭けるなら“本命”“大穴”は外すべき!」
「3割バッターが最終試合を休む理由とは?」…など、
おもしろいエピソードから“行動経済学"の本質が学べます。
論文賞受賞者による大学の人気授業を1冊にまとめました!
伝統的経済学では説明できなかった、
人間の不合理な「お金」「感情」「時間」の使い方を紹介し、
“リアルに得する経済行動"のやり方が学べます。
競馬や宝くじ、ゴルフなど身近なエピソードから、
消費者心理や株式投資など実践的な話題まで、
大学4年間の授業で学ぶ「行動経済学」を
限界までわかりやすく1冊にまとめました。
「行動経済学って、そもそも何?」「最低限押さえておけばいいことって何?」
「お金の賢い扱い方とは?」「どう、仕事と人間関係に使えばいいの?」
「今、ビジネスの最前線で使われている行動経済学とは?」
という質問に1冊で答えます。
「明日、損をしないための経済学」を知れば、人生は超合理的になります。
内容説明
ノーベル賞受賞者たちが教えてくれる“今日から損しない”ためのアイデア。人はどうやら、「過去の経験から“大体こんなもんだろう”と物事を処理する」らしい。「情報処理能力が、割と簡単に限界を迎える」らしい。「損する悲しみは、儲けたときの喜びより大きい」らしい。「損するならリスクを追求し、儲けがあるならリスクを避ける」らしい。「目の前の収支がプラスなら、全体の収支を忘れてしまう」らしい。不合理な“考え方”と“行動”のパターンを知るだけで人生は大違い!
目次
1時間目 行動経済学って、そもそも何?―従来の経済学では説明できなかった「お金」「感情」「時間」のヘンテコな選択(行動経済学の世界へようこそ!「まずは、この文字を読んでみてください」;行動経済学の大発見!―「非合理な行動」はある程度予測できる ほか)
2時間目 とりあえず、これだけ押さえておけばいい!―行動経済学の基本「ヒューリスティクス」「バイアス」「プロスペクト理論」「ナッジ」(便利で不便な2つの脳内システム;“大体こんなもんだろう”で判断してしまうヒューリスティクス ほか)
3時間目 「お金」にまつわる行動経済学―貯金も投資も“見たもの次第”で結果が変わる(心の中の「お会計」とは?―勘定を狂わすメンタル・アカウンティング;ガマン強く計画性がある人の「時間割引率」はどうなっているの? ほか)
4時間目 「仕事」と「人間関係」に読み解く行動経済学―自分勝手に判断したかと思えば、周りの人の損得も考える、複雑な私たち(「自分の意見と整合する情報」を探すあまり“間違っている可能性”を見落とす;この世は運転上手な人ばかり―「自信過剰」には費用がかかる? ほか)
5時間目 「ビジネス現場」の行動経済学―消費者の“単純”で“複雑な”意思決定とは?(釣って釣られての価格設定―消費者が感じる“お得感”の不思議;それは、「目立つかどうか」による。―消費者が心に浮かべるもの ほか)
著者等紹介
太宰北斗[ダザイホクト]
名古屋商科大学商学部准教授。専門は、行動ファイナンス、コーポレート・ガバナンス。1982年生まれ。2015年、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。消費財メーカー勤務、一橋大学大学院商学研究科特任講師などを経て、2016年より名古屋商科大学勤務。2020年から現職。論文「競馬とプロスペクト理論:微小確率の過大評価の実証分析」にて、行動経済学会より第3回アサヒビール最優秀論文賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スミノフ
saba_jinshil
Humbaba
ぴぃ。
kaz