出版社内容情報
人々に笑われながらも自分の絵を信じ描き続けたセザンヌと独自の画法で人々の心を打ったスーラの生涯を絵で辿ります。
内容説明
人々に笑われながらも自分の絵を信じ描き続けた近代美術の父セザンヌ。独自の点描画法で人々の心を打ったスーラ。後期印象派を代表する二人の画家の生涯を彼らの名画で辿る絵本画集。子供~大人まで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bibi
33
「おはなし名画シリーズ」今回はセザンヌとスーラ。スーラの絵、一度見ると忘れられない独特なタッチ。その描き方をマネされるのは嫌だったんですね。ジフテリアで31歳の若さで亡くなったのは知りませんでした。2021/02/05
りるふぃー
8
セザンヌさん、たしかな画力をもったすごい方なんだけど、同期にモネ、ルソー、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソなど、強烈なインパクトのある画家が周りにゴロゴロいすぎて、印象が弱くなってしまったのではないか?この時代、絵を学ぶには最高の時代だけど、プレッシャーもすごそう…スーラさんは、その点、点描法という画期的な画法を編み出したから 他にはない個性がある。しかし、1年も2年もかけて一枚の絵を描くというのは その間 どうやって暮らしていたのかな…。少し謎があるスーラさん。 2018/07/12
m
4
さらっと読めて、大きなカラーの絵を好きなだけ眺められる、この本を読んでいる間は至福の時。セザンヌとゴーギャンのタッチは確かに似ているかも。スーラの絵は細かすぎて気が遠くなりそう。主役ではないがピサロはいつも印象派にとって良い働きをしてくれるなぁ。2017/07/25
ruri
3
寝る前に 子供たちと2016/02/02
のん@絵本童話専門
2
★★★★『小学館あーとぶっく』のシリーズから大人になって絵画が好きになりました。『ひらめき美術館』も好き。息子の小児科で見つけたこの『おはなし名画シリーズ』!最高です~!画家の生き方・遍歴が物語になっていて、更に絵画への興味が高まりました。なかなか直感のみで絵を鑑賞できないタチなので…大人にもオススメ。3歳児にはまだ早いけれど、いずれ息子にも…!子どもにはまず『小学館あーとぶっく』の方が直感的で楽しくてオススメ。セザンヌの色使いの素敵さに初めて気づき、そしてやっぱりスーラは最高だった。2016/01/20
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- 和書
- ねえ、ぴよちゃん 〈6〉