内容説明
違憲審査制、IT化、難民認定、アミカスキュリィ、和解手続論…。過去と現在、国境を越えて、日本の裁判の未来を探る。「司法と憲法」問題の第一人者が放つ最新の司法制度論。「判例時報」連載「裁判制度のパラダイムシフト」が待望の書籍化!
目次
第1章 制度の導入及び定着過程における違憲審査制のデザイン
第2章 判例に現れた「司法権」の批判的検討―「純然たる訴訟事件」の墨守?
第3章 判例における「裁判を受ける権利」の過小な役割―裁判を受ける権利は「パンドラの箱」か
第4章 最高裁判所の構造分析―「二重の役割」を担う裁判所の宿命
第5章 憲法裁判において最高裁判所をサポートするシステムその1―アミカスキュリィ
第6章 憲法裁判において最高裁判所をサポートするシステムその2―調査官制度
第7章 民事裁判手続のIT化と憲法
第8章 行政裁判における「実効的権利救済」のインパクト―難民不認定処分を受けた不法滞在者の強制送還と裁判を受ける権利
第9章 違憲判断の「効力」と「拘束力」
第10章 訴訟上の和解を媒介にした政策形成―司法の役割とその限界
著者等紹介
笹田栄司[ササダエイジ]
1955年長崎県に生まれる。現在、早稲田大学政治経済学術院教授、北海道大学名誉教授、法学博士(九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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