出版社内容情報
臨床現場で利活用が進む医療AIの仕組みを、高度な数学の知識がなくても理解できるように図版とともに分かりやすく解説
人工知能(AI)は、医療の現場でも疾患の診断、治療方法の検討などに導入され始めています。
この医療AIテクノロジーの基礎を知っておきたいと考えている医師・医学生のために、高度な数学の知識がなくても理解できるように豊富な図版(4色)と共に分かりやすく解説した教科書です。
さらに、医療AIが今後どのように進展していき、それに伴い医師ら医療スタッフの働き方がどのように変化していくかについても考察しています。
自分の疾病治療や健康増進に医療AIがどのように関わってくるかについて、興味を持っている方にもお薦めします。
■主な内容
PART1 進化するヘルスケアとその環境
PART2 人工知能とは何か
PART3 自然言語処理の発達
PART4 ヘルスケアへの応用
PART5 変容する社会と医療の姿
内容説明
医療AIは、どうして画像の判別ができるのか?どうやって論文や診療録を理解するのか?どのように臨床医の仕事を変えていくのか?仕組みを知っていれば便利に使えるツール。
目次
1 進化するヘルスケアとその環境(実用化が始まる医療AI;医療現場におけるICTの進展 ほか)
2 人工知能とは何か(人工知能とは何か;機械学習とは ほか)
3 自然言語処理の発達(言葉と意味の関係性とは;自然言語処理とは ほか)
4 ヘルスケアへの応用(AI技術のヘルスケアへの応用;検査支援 ほか)
5 変容する社会と医療の姿(人工知能は仕事を奪うのか;人工知能時代における医療従事者とは ほか)
著者等紹介
山田朋英[ヤマダトモヒデ]
英国King’s College London客員教授、内科医。医学博士(東京大学)。2016年東大助教、東大病院指導医。2018年英国留学(医療AI学)。Manchester大学客員教授を経て現職。専門:糖尿病学、医療AI学、臨床疫学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。