出版社内容情報
オーバーなアクションを「空間的・立体的」に見せて、ポーズに生命感と躍動感を与えよう!
キャラクターを描く上で人体の骨格や筋肉の知識は必要ですが、大胆な動きやポーズを描こうとするとき、知識が邪魔をして思うように描けないことがあります。本書が紹介する著者独自の練習方法は、気軽にラクガキ気分で真似していくだけで、楽しく描画力をアップできる画期的なものです。マンガやイラストの「平面」ならではの魅力を生かし、オーバーなアクションを「立体的」に見せるドラマチックな描き方を展開します。
★基本の立ちポーズは約5分マンガデッサンで身につける!
躍動感のあるポーズを描く前に、「地面にただ立っている」基本ポーズを練習します。正面と背面の体を、水平位置からアオリ・フカンまで徹底解説。スピーディに描くヒントとなる「独自の体の区切りや分割ライン」を丁寧に教えます。
★カッコイイ「全方位攻め」デッサンや誇張ポーズが描けるようになる!
あるポーズのアングルを変えて、斜め、横、背面などを描き上げる、著者考案の「全方位攻め(ぜんほういぜめ)」デッサンの方法を完全公開。紙とシャープペンさえあれば、すぐにトレーニング可能です。1タイプの胴体に手足を生やしていろいろなタイプのポーズに展開する実験、髪や服を自由自在に動かす試みなど、楽しみながら描写力をアップする工夫が満載です。
★ド迫力空間でポーズに生命感と躍動感を与える!
柔らかく動く体を描きたいなら、「柔らかい空間」をつくってしまいましょう。グリッドの考え方で紙の上に迫力満点の遠近感や立体感を大胆に演出します。何も意図されずに描かれた図形でも、出っ張ったポイントや補助線を引けば立体に見えるようになります。地図などで山の標高を表すために引かれた等高線を描くときにもあてはめるイメージです。体や手足など、厚みのあるものは輪切りにしたパーツを重ねるように描くと立体感が出せるのです。
★カラー作品のメイキングも多数掲載!
いろいろな練習方法で描かれたデッサンをクリンナップし、1枚の絵として着色するプロセスや「光とカゲ」を操るためのアドバイスを掲載。思い切った動き、カッコよさ優先の演出をしてみましょう。ナチュラルでリアルな動作、ひねる動きを応用したポーズのつくり方など、生き生きしたキャラクターの描き方が満載です。
目次
第1章 基本となる立ちポーズから練習してみよう(男性立ちポーズをパターンで描いてみよう;男性立ちポーズの描き方―正面・水平位置から見た場合;約5分マンガデッサン ほか)
第2章 動きのあるポーズとアングル変換に挑戦しよう(立ちポーズに動きと表情をつけてみよう;同一ポーズを2方向から描いてみよう;同一ポーズを3方向から描いてみよう ほか)
第3章 「動き」を大胆に演出しよう(体以外の要素も動かしてみよう;「輪」を使って立体感を出してみよう;「筒」を使って遠近感を出してみよう ほか)
著者等紹介
えびも[エビモ]
イラストレーター。Webデザイン系の専門学校でデザインを学ぶ
角丸つぶら[カドマルツブラ]
東京芸術大学美術学部で油絵を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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