内容説明
荒れはてた原野が広がるバガン平原には、かつての繁栄のなごりのパゴダ(仏塔)が点々と建っている。ある嵐の夜、この寂しいパゴダでたった一人で野宿することになった12歳の少女ルル・モンは、深夜、伝説の白いトラの親子に出会う。信仰心のあつい仏教の国ミャンマー(ビルマ)の人々と野生動物との交流を描く―。
著者等紹介
林恵花[ハヤシケイカ]
1953年、京都生まれ。京都教育大学特修美術科卒。暮らしに根付いた花鳥を画風とする日本画家。児童向け図書の挿画に初挑戦し、新境地を開く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。