内容説明
宇宙時代といわれる現代に、なお秘密の祭りを守りつづける宮古の大神島、島尻、狩俣。「ウヤガン」たちはいったいなにを祈っているのか。その祈りの心を共有することで、著者は偉大な神々の空間をひらき、啓示の意味を伝えようとしている。
目次
神の島―大神島
生命根の神・ウハルズ御岳―池間島
ユークイの拝所は今…―池間島
ダツマス神願いのある島―伊良部島
さつま芋へ対する神願い―伊良部島
佐良浜の浜神願いから―伊良部島
来間井泉への祈願 来間島の暮らし―来間島
スマフサリャ~龍宮開き願い―来間島
フタッジ御岳 仲屋マブナリの霊魂―多良間島
ウヤーンを抱いて 狩俣の祖神祭から―宮古島〔ほか〕