舞台芸術芸術と経済のジレンマ

舞台芸術芸術と経済のジレンマ

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  • サイズ A5判/ページ数 595p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784931276277
  • NDC分類 770.9
  • Cコード C3033

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hizuru

1
絶版のため図書館でざっと一読。データとその細かな論証が主なので、流して読む分にはさほど時間はかからなかった。舞台芸術を経済的な側面から分析した本で、扱う内容はオーケストラやオペラ、バレエ、ブロードウェイ等のハイカルチャーが主だが、その主旨は現在のコンテンツ産業従事者の低所得化にも通じるところがあると思う。基本的に「ボーモルのコスト病」と呼ばれる「芸術分野の生産性はほとんどあるいはまったく上昇しない。」の一言に集約される。「第16章 公的支援の理論的根拠について」と「第17章 展望」が特に読み応えがあった。2015/05/27

miloumogu

1
文化芸術団体の赤字の必然性→公的支援の根拠を明らかにしたのみならず医療・福祉・教育にも同様の構造がある点を後の研究によって明らかにした文化経済学の古典的名著かつ最重要文献 内容は専門的なので初学者は各種入門書に本書の論点が必ず出てくるのでそちらをあたることをお薦め2008/01/01

ふたば

0
めも:第16章 公的支援の理論的根拠について……公共財、混合財2013/07/27

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